3人で年俸63億円…「酷すぎる」 止まらぬ炎上、ド軍ブルペンにぼう然「一銭も払うな」

オフに大金を投じたスコット、イエーツ、トライネンが大不振
【MLB】Dバックス 5ー4 ドジャース(日本時間24日・フェニックス)
補強が成果に繋がっていない。ドジャースは23日(日本時間24日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦でサヨナラ負けを喫した。今季何度も見てきたブルペンの炎上劇。米識者は60億円超の投資が“失敗”に終わったことを指摘している。
先発の大谷翔平投手が復帰後最長となる6イニングを投げ、5安打無失点8奪三振無四球の好投を見せた。しかし7回に救援陣が3点を失うと、1点リードで迎えた9回は守護神のタナー・スコット投手が踏ん張れず。今季10度目のセーブ失敗を喫した。
MLB公式サイトのカイル・グレイザー記者は試合後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「タナー・スコット:防御率4.91、10セーブ失敗 ブレイク・トライネン:防御率5.55、直近5登板で4敗 カービー・イエーツ:防御率5.23、直近10回で9自責点」と成績に触れ、「ドジャースのトリオは今季合わせて4250万ドル(約63億円)を稼いでる」と金額に見合わない働きを指摘した。
昨季ワールドシリーズを制覇したドジャースは2年連続の頂点を目指し、オフも積極的な補強を展開した。目玉の1人が同地区のパドレスで活躍したスコットで、4年7200万ドル(約106億円)の大型契約で迎えた。さらに昨季のブルペンを支えたトライネンは2年2200万ドル(約32億3600万円)で再契約、元セーブ王のイエーツも1年1300万ドル(約20億2200万円)で獲得した。しかし結果は前述の通りいずれも大不振に陥っている。
米ファンも「お金を盗まれている」「Wow」「一銭も払うな」「ブルペンに彼らがいなかったら110勝はしてる」「酷すぎる」などと厳しい声を寄せている。シーズンは残り5試合。ポストシーズンの大舞台が迫る中、ドジャースブルペンは立ち直れるだろうか。
(Full-Count編集部)