佐々木朗希に米称賛の嵐「自信に満ちた投球」 160キロ連発…感銘受けた復帰戦

約4か月ぶりのマウンドで1回2K
【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間25日・フェニックス)
ドジャース・佐々木朗希投手が24日(日本時間25日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦の7回に2番手として登板。約4か月ぶりのメジャーのマウンドは1イニングで2三振を奪った。米メディアからは「今季最も良く、そして自信に満ちた投球だった」と称賛の声が殺到している。
2点リードの7回、約4か月ぶりのメジャーのマウンドに上がった。救援登板は日本時代を含めて自身初。注目の初球は99.1マイル(約159.4キロ)を計測して場内もどよめいた。その後はマンシーの好守で三ゴロに仕留めると、続くタワは99.1マイルのフォーシームで見逃し三振。バルガスはフルカウントから99.5マイル(約160.1キロ)で空振り三振とした。
5月中旬から右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りするまでに8試合に先発して1勝1敗、防御率4.72と高い期待値に応える投球が出来てはいなかった。しかし、復帰戦では剛球を連発し、スプリットも切れ味抜群。苦境のドジャースブルペンを救うような姿を見せた。
地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「今季で最も良く、そして自信に満ちた投球だった。ポストシーズンでドジャースのブルペンにとって大きな武器になるだろう」と期待を込め、地元放送局「NBCスポーツ・ロサンゼルス」でレポーターを務めるマイケル・J・デュアルテ氏は「球速は100マイルに到達。スプリットはエグかった!」と絶賛した。
また、ドジャース専門メディア「ドジャー・ブルー」も「ロウキ・ササキは復帰登板で球速、コマンドともに良く、空振りも奪った」、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者も「2奪三振を含む圧倒的な3者凡退。球速は99マイルを計測し、観客を沸かせた」と拍手を送った。
(Full-Count編集部)