救援・佐々木朗希に「ワクワクした」 ド軍同僚たちが興奮…漂わせる救世主の予感

スネルは笑顔で称賛「めちゃくちゃ興奮した。チーム全員があれを見てワクワクしたと思う」
【MLB】ドジャース 5ー4 Dバックス(日本時間25日・フェニックス)
総崩れのドジャース救援陣に光が差した。ドジャースの佐々木朗希投手は24日(日本時間25日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦でメジャー初救援。最速99.8マイル(約160.6キロ)で1回無安打無失点、2奪三振の好投。「緊張している余裕がなかった」と振り返った投球は、チームメートをエキサイトさせる13球となった。
まずは先発のスネルだ。6回5安打1失点と好投。ワイルドカードシリーズでの先発へ順調な仕上がりを見せたが、この日の取材対応では「ロウキ」の質問に白い歯を見せた。
「めちゃくちゃ興奮したね。あれだけ長く投げていなかったのに、あんなピッチングを見せてくれたんだから。チーム全員があれを見てワクワクしたと思うよ」
守っている野手も同じ気持ちだった。延長11回に決勝打を放った中堅・エドマンは「すごくワクワクした。ロウキが数か月ぶりに投げて、外野から見ても凄まじかった。ゾーンにしっかり投げ込んで、自信を持って投げていたと思う」と称賛した。
チームは延長11回で勝ち切ったが、8回から救援した左腕べシアとエンリケスで一時同点に追いつかれた。救援陣の救世主になるのか。ロバーツ監督も「今日の投球は大きなプラスになったし、次の登板でさらに自信をつけてくれれば」と期待を寄せる。世界一連覇へ向け、救世主となる予感が漂っている。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)