山本由伸、大一番で6回無失点の快投 12勝目権利持ち降板…日本投手7人目の200K達成

Dバックス戦で力投するドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
Dバックス戦で力投するドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

勝てば地区優勝が決まる一戦…大量の援護も

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間26日・フェニックス)

 ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に先発。6回無失点の好投を見せ、今季12勝目の権利を持って降板した。6回には日本投手7人目となる自身初のシーズン200奪三振にも到達した。

 今季レギュラーシーズン最後の登板でも安定感は抜群だった。勝てば4年連続の地区優勝が決まる一戦。初回を3者凡退に抑えると、その後は走者を許しながらも得点は与えなかった。

 試合前の時点で援護率はメジャーワーストとなる3.00だったが、この日はドジャース打線が爆発。2回に4点、4回にも大谷の54号2ランなどで4点を追加し、8点の援護を貰った。

 6回には先頭・キャロルのバットを外角低めに沈むスプリットで空を切らせ、シーズン200奪三振に到達。球団では2021年ウォーカー・ビューラー以来4年ぶりとなった。続くモレノも空振り三振に仕留め、201奪三振まで伸ばした。

 メジャー2年目の今季は、これがレギュラーシーズン最後の登板となる見込み。防御率は2.49に下がってリーグ2位となった。プレーオフのピッチングにも期待が集まる。

(Full-Count編集部)

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