巨人の3位確定回避に阪神ファンが安堵? 「見たいんや」戦後初の“並び”実現は困難か

DeNA戦の指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真提供:産経新聞社】
DeNA戦の指揮を執った巨人・阿部慎之助監督【写真提供:産経新聞社】

劇的な逆転勝利で3位確定阻止

■巨人 9ー8 DeNA(27日・横浜)

 巨人は27日、横浜スタジアムで行われたDeNA戦で9回に5点を奪い、劇的な逆転勝利。敗れれば3位確定となる一戦で意地をみせた形となった。巨人の順位次第では史上初の“並び”が実現する可能性があることから、その行方に注目する阪神ファンの姿も見られた。

 実は1950年の2リーグ分立後に「1位阪神、2位巨人」という並びは1度も実現したことがない。阪神は1962年、1964年、1985年、2003年、2005年、2023年にリーグ優勝を飾ってきたが、いずれも巨人は3位以下に終わっていた。

 一方で「巨人1位、阪神2位」の並びは17回。特に昭和の巨人常勝の時代は阪神ファンは同順位で苦杯をなめさせられ続けた。2008年にも最大13ゲーム差を逆転される「メークレジェンド」を許しただけに、巨人に“2位の屈辱”を味わわせることを願う阪神ファンの姿もある。

 このためSNSでは「1位阪神2位巨人を見たいんや」「このジンクスは強烈やなあ」「今年はついにそうなるのかと思ってたよ」「巨人意地でも2位になれ。俺はお前たちとCSを戦いたい。そして1位阪神・2位巨人の新たな歴史を作りたい」などのコメントも見られた。巨人は3位確定を回避したが、史上初の「1位阪神、2位巨人」の並びが実現するには、まだまだ厳しい条件が続く。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY