ジャイアンツ、名将メルビン監督を解任 4年連続PS進出ならず「非常に残念」…球団発表

メルビン監督は3度の最優秀監督賞に選ばれている
ジャイアンツは29日(日本時間30日)、ボブ・メルビン監督の解任を発表した。今季が2年契約2年目で、来季契約は球団オプションとなっていた。
63歳のメルビン監督は2024年からジャイアンツ監督を務め、昨季は80勝82敗で地区4位。今季はシーズン終盤にワイルドカード争いを繰り広げたものの、81勝81敗で地区3位だった。地区優勝した2021年以来のポストシーズン進出はならなかった。
2003年からマリナーズ、ダイヤモンドバックス、アスレチックス、パドレスで監督を歴任。監督通算成績は1678勝1588敗で、3度の最優秀監督賞に選ばれている。
バスター・ポージー編成本部長は「オーナーと協議した後、本日ボブに会い、私の決断を伝えました。球団を代表して、ボブの献身、プロフェッショナイズム、そして人柄に感謝を申し上げます。今後の成功を心から祈っています」と感謝。続けて「慎重に評価した結果、チームにとって監督交代が最善であると判断しました。この数か月は我々にとって非常に残念であり、フラストレーションが溜まる時間でした。チームは基準に達するプレーができなかった。今後は新たなリーダーを見つけ、前進していくことに集中します」とコメントした。
(Full-Count編集部)