阪神内野手が引退発表「えっ」 プロ16年目…早朝の報告にファン驚き「まだやれる」

「今シーズンをもって現役を引退します」
阪神は29日、原口文仁内野手の今季限りでの引退を発表した。早朝には本人がSNSで報告。がんからの復活など、ひたむきなプレーで何度もファンの胸を打った男の引退に、「マジか」「お疲れ様でした」驚きとねぎらいの声が殺到している。
原口は2009年ドラフト6位で帝京高からプロ入り。2012年オフには育成契約となったが、2016年には支配下復帰。5月にはサヨナラ打を放つなど月間MVPに輝いた。2019年1月には大腸がんを公表。治療を経て復帰し、2023年にはリーグ優勝と日本一に代打の切り札として貢献した。
33歳の原口はSNSを更新し、「今シーズンをもって現役を引退します。 支えてくださったファンの皆様、球団、仲間、家族に心から感謝します。応援、ありがとうございました。次のステージで、野球と社会に恩返ししていきます。まだまだ戦いは続きますので引き続き応援よろしくお願いします!」と報告した。
引退の発表にX(旧ツイッター)では「えっえっえっ 原口さん引退、ちょっとマジか」「原口さん、お疲れ様でした!」「原口も引退かぁ」「原口引退結構衝撃なんだけど」「本当に勇気もらいました」「原口まだやれるだろ」「原口お疲れ様でした。色々感動させられた。ありがとう」と、愛されぶりが伝わる量のコメントで溢れかえっていた。
(Full-Count編集部)