ド軍OBが称賛した光景「全員がリスペクト」 米国ファンも印象に残った“日本式”「学ぶべきだ」

イチロー氏と談笑した山本と大谷
日本人らしい所作も話題を集めた。26日~28日(日本時間27日~29日)に行われたマリナーズとドジャースの3連戦では、山本由伸投手や大谷翔平投手と、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)のグラウンド上で対面した。この際の日本式の挨拶が、米国メディア関係者の間で称賛を受けていた。
まず初戦の26日(同27日)の試合前に、山本とイチロー氏が再会した。イチロー氏がフリオ・ロドリゲス外野手とのキャッチボールを終えると、山本が右翼付近へダッシュし、脱帽して挨拶を交わした。さらに翌27日(同28日)の試合前には大谷とイチロー氏がグラウンドで談笑。大谷が右翼付近のイチロー氏のもとへ小走りで向かうと、帽子をとって挨拶していた。
この様子に地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」でコメンテーターを務めるジェリー・ヘアストンJr.氏が反応。X(旧ツイッター)に「日本人選手が見せる先輩に対するリスペクトは素晴らしい光景だ。全員がやっている」と投稿した。
日本人らしい礼儀は、米国のファンにも印象に残った様子。「礼儀作法や振る舞いは日本文化に深く根付いている」「美しく、見習うべき伝統」「イチローは間違いなく歴代最高の選手の1人だから理解できる」「私たちは(日本人から)リスペクトや礼儀作法をたくさん学ぶべきだ」「素晴らしい人たち」「嬉しくなるね」などのコメントが寄せられていた。
(Full-Count編集部)