大谷翔平、自己新の55HRに“驚愕事実” 対戦球団を圧倒…60発男を上回る「25/29」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は対戦した29球団のうち25球団から本塁打

 ドジャースの大谷翔平投手は、シーズン最終戦となった28日(日本時間29日)の敵地マリナーズ戦で自己最多、そして球団記録を更新する55号を放った。マリナーズからは今季初本塁打だったが、55本のアーチの内訳を見ていくと驚きの事実が浮かび上がった。

 二刀流として復活を果たした大谷は、打者としてリーグ2位の55本塁打、メジャー1位の146得点を記録するなど、158試合に出場し、打率.282、172安打、55本塁打、102打点、OPS1.014。3年連続の本塁打王にはあと1本届かなかったが、OPSや得点などで“リーグ7冠”に輝く活躍を見せた。

 大谷が本塁打を放った球団を見ていくと、25球団から一発を放っていることが分かる。最多はジャイアンツ戦の6本で、ロッキーズ戦での5本、ダイヤモンドバックス戦での4本と続く。29球団のうち、本塁打を打てなかったのはわずか4球団という事実に大谷の凄みを再認識させられる。

 メジャートップの60本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打王に輝いたマリナーズのカル・ローリー捕手は29球団のうち本塁打を放ったのは24球団なので、大谷の25球団はローリーを上回る数字となっている。

 投手としても14先発で1勝1敗、防御率2.87を記録するなど二刀流として躍動した濃密な1年。ドジャースは30日(日本時間1日)からレッズとのワイルドカードシリーズが待っている。シーズン同様に、大谷には投打にわたる活躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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