DeNAの速すぎるチア、“ラストラン”で涙 今季大台届かず…卒業のAki「50勝したかった」

Akiさん「メンバー、対戦してくださった方々、ファンの皆さまに感謝」
■DeNA ー ヤクルト(1日・横浜)
DeNAは1日、横浜スタジアムで行われたヤクルト戦で今季最終戦を迎えた。今季限りでの卒業を発表しているオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」のAkiさんにとって、レギュラーシーズン最後の「Hisense ハマスタバトル」は涙の結末となった。
1走、2走と大接戦の中でバトンを受け取ったアンカーのAkiさんは、挑戦者の男性と熾烈な競争を繰り広げたが、わずかに及ばず。出番を終えると「悔しい……」と涙が溢れた。それでも「これまで走り切ることができたので、そこは良かったなと思います。今まで一緒に走ってきたメンバーと、対戦してくださった方々、いつも声援をくださるファンの皆さまに感謝でいっぱいです」と思いを述べた。
2023年に始まったファンとのリレー対決で、Akiさんは不動のアンカーを務めてきた。その俊足ぶりが話題となり、凄まじい末脚で何度も逆転勝利をもたらした。今季の成績は49勝22敗でフィニッシュ。「3年目ですが、毎年50勝していきていたのでしたかったなというのが素直な気持ちです」と言葉を絞り出した。
5年間のdiana生活も残りわずかとなっているAkiさん。11日から始まるクライマックスシリーズ(CS)で行われる予定の「ハマスタバトル」に向け、「今まで通り全力で走り切る、勝つというのを目指して走っていきたいと思います」と誓いを立てた。