ド軍、2連勝で地区シリーズ進出 大谷は1安打1打点、由伸PS3勝目…朗希は守護神0封

6回、タイムリーを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
6回、タイムリーを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は4打数1安打1打点1得点、山本は7回途中9奪三振2失点

【MLB】ドジャース 8ー4 レッズ(日本時間2日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地で行われたレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に「1番・指名打者」で先発出場した。6回に右前適時打を放ち、4打数1安打1打点1得点。先発の山本由伸投手は7回途中4安打2失点でPS通算3勝目。佐々木朗希投手が9回を締めた。チームは2連勝を飾り、地区シリーズ進出を決めた。

 大谷が勝負強さを見せたのは6回1死一、三塁だった。右腕マルティネスの低めに落ちるチェンジアップを右前へ打ち返した。打球速度102.2マイル(約164.5キロ)。2試合連続で打点を挙げ、リードを2点に広げた。

 初回先頭は一ゴロ。2点を追う3回無死二塁は二ゴロで二走・ルートベットを三塁へ進め、ベッツの中前適時打を演出した。4回1死一、二塁の好機は右飛に倒れた。7回1死二塁ではポストシーズン初めて申告敬遠で勝負を避けられたが、続くベッツが適時二塁打を放った。

 先発の山本は初回、右翼テオスカー・ヘルナンデスの落球が響いて2失点したが、その後は痛打を許さなかった。6回無死満塁では遊ゴロ、空振り三振、空振り三振でゼロに抑え、雄叫びを上げた。6回2/3で自己最多113球を投げ、4安打2失点(自責0)。9奪三振2四球でポストシーズン通算3勝目を挙げた。

 打線はベッツが4安打3打点の大暴れを見せた。ポストシーズンでの1試合3二塁打は1953年ワールドシリーズ第4戦のジム・ギリアムに並んで球団タイ記録。また、ポストシーズンでの1試合4安打は自身3度目だ。

 4日(同5日)からの地区シリーズでは東地区1位のフィリーズと対戦する。大谷は第1戦か、第2戦でポストシーズン初登板に臨む。

(Full-Count編集部)

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