山本由伸が証明した477億円の価値 米メディア称賛の嵐「支配した」「光り輝いた」

メジャー移籍後最多113球の熱投で勝利投手に
【MLB】ドジャース 8ー4 レッズ(日本時間2日・ロサンゼルス)
ドジャース・山本由伸投手が1日(日本時間2日)、レッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に先発登板。6回2/3で4安打2失点(自責0)の好投でチームを勝利に導いた。6回に無死満塁のピンチを招くも無失点に封じた。「これこそが3億2500万ドルを払う理由」と米メディアも大絶賛だ。
エースの快投に称賛の声が殺到している。初回は2死一塁からヘイズを右飛翔に打ち取ったかのように見えたが、T・ヘルナンデスがまさかの落球。その後スチュワートに右前2点適時打を浴びた。2~5回は完全投球を見せ、打線も逆転して6回のマウンドへ。しかし、3連打を浴びて無死満塁の大ピンチ。ここで山本はギアを一気に上げる。
ヘイズを遊ゴロに仕留めると、スチュワート、デラクルーズを連続で空振り三振に仕留めた。山本はマウンド上で雄叫びをあげ、ドジャースタジアムも大興奮に包まれた。7回途中まで投げ、メジャー移籍後最多113球の熱投だった。
やはり最大のターニングポイントは6回の場面だ。山本がゼロに抑えると、米メディアも一斉に報道。米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のフレド・セルバンテス記者は「これこそが3億2500万ドルを払う理由」とすれば、地元メディア「ドジャース・ネーション」も「ヨシノブ・ヤマモトは総額3億2500万ドルの契約に見合う価値が十分にある」と感銘を受けた様子だった。
また、米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」も公式X(旧ツイッター)を更新して「ヨシノブ・ヤマモトがキャリア最多113球を投げて支配した」と称え、MLB公式Xも「ヨシノブ・ヤマモトが2025年ポストシーズン初登板で光り輝いた」と称賛を送った。