大谷ライバルは7の0…消えた1400億円の輝き 地元メディアも非難轟々「ほぼ確実に終わり」

フィリーズは2連敗で崖っぷち
【MLB】ドジャース 4ー3 フィリーズ(日本時間7日・フィラデルフィア)
崖っぷちで地元メディアも諦めムードだ。フィリーズは6日(日本時間7日)、ドジャースとの地区シリーズ第2戦に敗れ、2連敗を喫した。首位打者のトレイ・ターナー内野手、本塁打王のカイル・シュワーバー外野手、MVP2度を誇るブライス・ハーパー内野手を1~3番に置いたが、大不振。地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」も落胆していた。
第1戦は大谷翔平投手と対戦したが、安打はハーパーのみ。2日目も左腕スネルに苦戦し、ターナー以外無安打に終わった。2試合でターナー、ハーパーは打率1割台、シュワーバーに限っては未だ安打なしと自慢の打線が苦しんでいる。
地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」は「フィリーズ、10億ドル打線が再び沈黙し、崖っぷちに」と見出しでチーム状況を批判した。上記の3人の他にJT・リアルミュート捕手、ニック・カステヤノス外野手の契約の総額を足すと9億2700万ドル(約1393億8400万円)になることについて言及した。
「9億2700万ドル(約1400億円)の主力5人が、ドジャースとの地区シリーズで本塁打0、13三振。2連敗でシリーズ0勝2敗となっている。もう1敗すれば、チーム解体の可能性もある」とコメント。首脳陣の進退についても言及した。
あと1敗で終戦する中、8日(日本時間9日)に場所をロサンゼルスに移して戦う。対するは山本由伸投手。同メディアは「ドジャースはナ・リーグ最強の打線だ。そしてフィリーズが次に相手にするのは、ポストシーズン通算5先発で3勝0敗としている2年目の天才であるヨシノブ・ヤマモト」「終わったのか? このシリーズ:ほぼ確実に終わりを迎える」と断罪していた。
(Full-Count編集部)