大谷翔平封じはプラン通り? 敵将は意味深な笑み…コメント“拒否”で復活警戒

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

フィリーズ戦で大谷は14打数1安打7三振

【MLB】フィリーズ 8ー2 ドジャース(日本時間9日・ロサンゼルス)

 ドジャースは8日(日本時間9日)、フィリーズとの地区シリーズ第3戦に2-8で逆転負けを喫し、対戦成績は2勝1敗となった。大谷翔平投手は5打数無安打に終わった。フィリーズのロブ・トムソン監督は試合後に不敵な笑みを浮かべて勝因についてコメントした。

 大谷は、初回先頭は左飛。左腕スアレスに継投された3回無死は一ゴロに倒れ、5回1死は空振り三振を喫した。2点を追う7回2死では左翼後方へ大きな打球を放ったが、フェンス手前で失速。左翼ケプラーのグラブに収まった。9回2死一、三塁では右飛に倒れ、2試合ぶりの無安打に終わった。

 大谷はレッズとのワイルドカードシリーズ第1戦は2本塁打と活躍したが、フィリーズとの地区シリーズでは14打数1安打7三振と振るわない。トムソン監督は第3戦に勝利後、大谷を封じている理由について報道陣から「プラン通りいっているのが要因か? それとも大谷の不調が原因か?」と問われると「そのことについてはあまりコメントしたくない!」と少し笑って回答。「だって、彼がいつ噴火するかわからないじゃないか!」とジョークを飛ばした。

 続けて「彼はそれくらい素晴らしい打者だけど、私たちは彼に対していい投球が出来ている」と大谷の実力を認めつつも、自軍の投手陣を評価した。これまでの3戦で15打席のうち12打席で左投手を大谷にぶつけている。

 一方、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合後、無安打に終わった大谷について「左投手は理由の1つだと思うけど、(打席内での)判断がよくないと思う」とコメント。「失投をとらえるチャンスを自分の手で潰しているように感じる」と苦言を呈していた。

(Full-Count編集部)

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