大谷翔平は「ベーブ・ルースと攻略法は同じだ」 敵将が語る徹底対策「できるだけ左を」

「内角高めに速球を全力で投げる。そうすれば外角が使えるようになる」
【MLB】ブルワーズ ー ドジャース(日本時間14日・ミルウォーキー)
ブルワーズのパット・マーフィー監督は13日(日本時間14日)、ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦前に記者会見を行い、打者・大谷翔平へ徹底対策していくと語った。
大谷はフィリーズとの地区シリーズで18打数1安打の打率.056、本塁打なしと完璧に封じ込まれた。フィリーズはクリストファー・サンチェス、ヘスス・ルザード、レンジャー・スアレス、マット・ストラームと徹底して左の好投手をぶつけ、大谷封じに成功した。マーフィー監督はどう見たのか。
「あの3人(サンチェス、ルザード、スアレス)は誰でも苦戦するよ。あれを『大谷が打ててない』とは思わない。ただ、うちとしては当然、できるだけ左投手をぶつけたい。特に球速95マイル以上の左腕のツーシームは、多くの左打者にとって難しいからね」
早速、この日の第1戦では左腕アーロン・アシュビーがオープナーとして先発する。160キロに近い剛速球とカーブで空振りを奪うリリーバーだ。
「どんな偉大な打者も攻略法は同じだ。ベーブ・ルースでもそうだった。内角高めに速球を全力で投げる。そうすれば外角が使えるようになる。そこからカーブを交ぜるどうか。それは読み合いだよ。まさに猫とネズミのゲームだよ」
大谷はブルワーズ投手陣を打ち崩せるか。
(Full-Count編集部)