ソフトバンク、日本S進出に王手 柳田の決勝3ランで3勝0敗…日本ハムは崖っぷち

8回に3ランを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:加治屋友輝】
8回に3ランを放ったソフトバンク・柳田悠岐【写真:加治屋友輝】

8回1死一、二塁のチャンスで柳田が値千金の先制3ラン

■ソフトバンク 3ー0 日本ハム(16日・PayPayドーム)

 ソフトバンクが日本シリーズ進出に王手をかけた。16日に本拠地みずほPayPayドームで行われた日本ハムとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦に3-0で勝利。アドバンテージを含めて3勝0敗とし、CS突破へあと1勝とした。

 試合は前日の第1戦と同様にロースコアの接戦となった。ソフトバンクは有原航平投手、日本ハムは福島蓮投手が力投。有原が4安打4四死球と走者を出しながらも粘りの投球で6回までを無失点に抑えると、福島は7回までわずか2安打。10個の三振を奪う快投でスコアボードに0を並べ続けた。

 試合が動いたのは終盤の8回だった。先頭の山川穂高内野手が安打で出塁し、海野隆司捕手の犠打で走者を得点圏へ。代打・川瀬晃内野手が四球を選んで、福島をマウンドから引きずり下ろすと、柳田悠岐外野手が代わった上原健太投手から左翼スタンドへの3ラン。待望の先制点に、ベンチは大盛り上がりとなった。9回は守護神の杉山一樹投手が日本ハム打線を3者凡退に抑え、反撃を許さなかった。

 ファーストステージを勝ち上がってきた日本ハムは痛恨の2連敗。投手陣は粘りの投球を見せているものの、2試合で1点しか奪えず。2連敗で崖っぷちに追い込まれた。

(Full-Count編集部)

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