山本由伸、躍進のウラに“激変”「気のせいじゃなかった」 米分析家の発見が「面白い」

ロブ・フリードマン氏が山本由伸の投球フォームを分析
ドジャースの山本由伸投手が“エース”と呼ばれる存在へと成長した裏に、投球フォームの変化があると米の投球分析家が指摘している。山本は敵地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で、9回3安打1失点で勝利投手となり米で称賛が続いている。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のX(旧ツイッター)で、オリックス在籍時の2022年、ドジャースでの2024年と2025年、3つの投球フォームを動画で紹介。2024年と2025年のフォームを比較し、「間がない(フォーム)vs.間のある(フォーム)」と、昨年との違いを取り上げた。
フリードマン氏の指摘通り、動画では2024年と2025年で大きな違いが見てとれる。投球する際、左足をあげてリリースまでの時間が、今季は昨年と比べて長く取られており、その間隔は2022年と似ている。投球モーションに入ってから、ボールが捕手のミットに収まるまでの時間が違うため、昨年とは打者の“体感”が違っていることが推測される。
動画を見たファンは「やっぱ変わってたんか気のせいじゃなかった」「分かりやすい」「こういう年度別のフォームの比較見るの面白いわ」「2025は、腕の遅れが少なく、肩への負担が少なそう」「さすがロブさん。素晴らしい比較」「去年はタメがなかったな」「やっぱ今年が1番凄み感じるね。筋肉量も明らかに増えてて怪我する気配がない」と反応。山本の変化に各々の見解を述べていた。
また、フリードマン氏は「(2022年は今よりも)間を多くとっていた」と日本時代との違いにも投稿で言及。ファンは「2022年のフォームやっぱカッコいい」「2024より2022の方が今のフォームに近いのも興味深い」「去年より今年の方がタメが長いが2022年の方がもっとタメが長かったというピッチング忍者さんの比較動画」とコメントを寄せ、年々変わる山本に興味を示していた。