ド軍トライネンにファン“謝罪”「申し訳ない」 大乱調から急変「なんてこった」

フィリーズ戦での乱調後は復調?
ドジャースのブレイク・トライネン投手が16日(日本時間17日)、本拠地でブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に3番手として登板。打者2人を封じ、勝利に貢献した。レギュラーシーズン終盤は不安定な投球が続いたが、ポストシーズンでの直近3試合は無安打無失点と復調の兆しが見えており、同日の試合でセーブを挙げた佐々木朗希投手とともに称賛の声が上がっている。
昨季は50試合で防御率1.93と安定感のある投球を見せてきたトライネン。しかし、今季は9月だけで5敗を喫するなどレギュラーシーズン終盤に不安定な投球が続き、防御率5.40と低迷した。
ポストシーズンでも6日(同7日)に行われたレッズとの地区シリーズ第2戦では、3点リードの9回に登板。3連打を浴びて1死も取れず2失点で降板。その後、ベシアと佐々木が何とか1点差を守り切ってチームは勝利したが、自身のポストシーズンの防御率は13.50に悪化した。
だが、8日(同9日)のフィリーズ戦では7点ビハインドの場面ながら1回を3者凡退に封じた。さらに13日(同14日)のブルワーズ戦では佐々木が崩れて1点リードの2死一、三塁のピンチで登板し、四球で満塁とするも、後続を空振り三振に奪って試合終了。今度は逆に佐々木を救う投球を見せた。16日(同17日)の同戦も2/3回を無安打無失点とし、防御率は5.40まで改善した。
ようやく本来の姿を取り戻しつつある37歳のベテラン右腕は、SNSでも話題に。「世界一の男トライネンが戻ってきた!?」「2024年のトライネンのようだ、なんてこった」「今日は良いトライネンのよう。ごめんよトライネン」「トライネン頑張った 内容よくてびっくり……(ごめん)」「フィラデルフィアで君について意地悪なこと言って、申し訳ない気持ちだよ」「トライネン今日めっちゃよかったな」「トライネン散々叩いてた奴って、去年のトライネン知らないから叩いてたんだよね」など、手のひら返しで再評価の声が上がり始めている。
(Full-Count編集部)