元中日のお騒がせ右腕がWS登録外 66登板で防御率3.08も…主力復帰でGM大ナタ

元中日のジャリエル・ロドリゲス【写真:ロイター】
元中日のジャリエル・ロドリゲス【写真:ロイター】

ビシェット、フランスが戦列復帰…元中日ロドリゲスがロースター外に

 元中日でブルージェイズのジャリエル・ロドリゲス投手は24日(日本時間25日)、ドジャースとのワールドシリーズのロースターから外れた。ロス・アトキンスGMは第1戦前に記者会見し、ロースターを変更した理由を語った。

 ロドリゲスは2020年から中日でプレーし、3年目の2022年には56登板で防御率1.15。39ホールドで最優秀救援投手に輝いた。2023年WBCにキューバ代表として出場したが、その後来日せず。メジャーとの契約を目指して亡命したと報道され、23年10月6日に中日から自由契約に。2024年2月にブルージェイズと5年3200万ドル(当時48億円)で契約を結んだ。

 2年目の今季は66試合登板して3勝2敗、防御率3.08。チームの地区優勝に貢献したが、ポストシーズンでは4試合登板で勝敗つかずも、防御率10.13だった。前回15日(同16日)のマリナーズとのリーグ優勝決定シリーズでは1回2被弾2失点。2試合連続失点となっていた。

 32年ぶりのワールドシリーズ進出となったブルージェイズはボー・ビシェット、タイ・フランス両内野手を登録。ジョーイ・ロパフィド外野手とロドリゲスを抹消した。アトキンスGMはこう説明した。

「ボーに関しては、才能と健康状態を踏まえて比較的シンプルな判断だった。チームをより良くできると確信していた。タイについては負傷からの復帰後、信じられないほどハードに取り組んできて、フィジカル的にも非常に良い状態に戻っている。実戦打撃でも素晴らしく見えたし、ドジャースとの相性にも良い要素があった。そのため投手を減らす決断につながった」

 マリナーズとのリーグ優勝決定シリーズから投手登録を13人から1人減らし、悲願のワールドシリーズ制覇を目指す。

(Full-Count編集部)

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