歴史的完投直後…中継が捉えた“一流の行動” ベンチで垣間見えた山本由伸の人柄

24年ぶりにポストシーズンで2試合連続完投勝利
【MLB】ドジャース 5ー1 Bジェイズ(日本時間26日・トロント)
ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第2戦に先発登板し、9回1失点で完投勝利をマークした。圧倒的な投球の裏で、試合後に見せた善行も目撃されていた。
序盤は毎回のように走者を背負い、3回には中犠飛で同点に追いつかれた。しかし尻上がりに調子を上げると、4回以降は走者を許さない完璧な投球を披露。チームは7回にスミスとマンシーの本塁打で勝ち越し、8回にも追加点を挙げた。山本は9回105球、8奪三振、4安打1失点の好投で、ドジャースは1勝1敗のタイに戻して第3戦からは本拠地で戦う。
米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏は自身のX(旧ツイッター)に試合後のベンチと山本の画像を投稿。「ヤマモトがポストシーズンで2試合連続完投を達成し、その後クラブハウスに行く前にダグアウトのゴミをすべて片付けました」と伝えた。
ゴミ拾いといえば、同僚の大谷翔平投手もグラウンドに落ちていたゴミを拾う姿が目撃されており、その人間性が称賛を集めていた。メジャーリーグのポストシーズンでは24年となる2試合連続完投勝利の裏で、プレー以外にも一流の言動を見せていた。