ソーシア監督、投手・大谷の復帰スケジュールは「メディカルチームが決める」
野球という観点からの評価よりも医学的な評価を優先
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は25日(日本時間26日)、本拠地アストロズ戦の前に囲み取材に応じ、大谷翔平投手のメジャー復帰プログラムは「メディカルチームが決めていく」と改めて明言した。
7月末の投球練習再開許可から、ここまで順調に復帰への道を歩んでいる投手・大谷。今季中のメジャー復帰に向けて着実に歩を進めている24歳について、「メディカルスタッフの管轄を外れることはあるのか?」という質問を受けた指揮官は「外れることはない」と話した。大谷に限らず、リハビリ中だったり、体のメンテナンスを必要とする選手は常にメディカルチーム主導のプログラムに従っていることを指摘。投手・大谷についても「野球という観点から、投げるボールの質だったり、どのように動くか、どのように前進し続けているのかを評価することはある」としながらも、最終的に「次に進むべきステージはメディカルチームが決める」と、慎重を期したアプローチを取ることを再確認した。
この日、ブルペンで21球を投げて軽めの調整を行った大谷は、次回は実戦形式で45~50球を投げる予定。その具体的な日にちについても「今日のブルペンからどう回復するかで決めたい」と話した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)