大谷翔平のバーランダー撃ちに地元実況興奮「ビッグフライ・オオタニサン!」

バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

球団OBグビザ氏は驚嘆「一流のプレーです」

 エンゼルス大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、本拠地アストロズ戦で今季14号2ランを放った。バックスクリーンに飛び込んだ飛距離416フィート(約127メートル)の一発は、メジャー通算200勝を超すジャスティン・バーランダーから放ったもの。メジャーを代表する右腕からのアーチに、地元テレビ局の実況チームは大騒ぎとなった。

 4点を追う4回。先頭トラウトが中堅へのヒットで出塁した直後だった。打席に立った大谷は、バーランダーが投じた初球86.6マイル(約140キロ)チェンジアップを引きつけて振り抜くと、打球はぐんぐん飛距離を伸ばして中堅フェンスを越える14号2ランとなった。

 この瞬間、試合を中継する地元テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の実況席は大騒ぎとなった。大谷の豪快な打球がフェンスを越えた瞬間、実況アナは「入りました! ビッグフライ・オオタニサン!」と絶叫。さらに、解説を務める球団OBでメジャー132勝右腕のマーク・グビザ氏は「ショウヘイ・オオタニ、今季14号です。二塁打、そして今度は本塁打を放ちました。一流のプレーです。またもやチェンジアップでした。今回は泳がされずにセンター方向へ。とてつもないパワーを見せました」と興奮気味に伝えた。

 第1打席では外角チェンジアップに泳がせられながらも、巧みなバットコントロールで打球を右翼線いっぱいに落ちる二塁打とした。そのチェンジアップを、この打席ではしっかりと呼び込んでからフルスイング。わずか1球で見せた“進化”に、球団OBも「一流のプレー」と感心せざるを得なかったようだ。

(Full-Count編集部)

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