フリーマン、12億円豪邸売却で「3億円以上の損失」 米識者が苦言「憲法の精神に反している」

豪邸の売却が報じられたフリーマン
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手がロサンゼルスの自宅を645万ドル(約10億1900万円)で売却したことが12月末に米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」などに報じられた。大手玩具メーカーの元CBO、実業家のジェレミー・パダワー氏は18日(日本時間19日)に、フリーマンの損失額を紹介。その裏には、“高すぎる”税制度があった。
フリーマンは780万ドル(約12億3200万円)で購入した家を、今回645万ドル(約10億1900万円)で売却。結果的には135万ドル(約2億1300万円)の損失となった。パダワー氏は、さらにフリーマンにはロサンゼルスの税金や手数料だけで、計67万7000ドル(約1億7000万円)を家の売却コストとして支払うことになるとXで事細かに説明した。
今回パワダー氏がこれまで野球選手の金銭事情について伝えたのは、ロサンゼルスが課す「税」への反発がある。ロサンゼルスでは不動産を高額で売却する際、ULA税(不動産譲渡税)という特別税が課される。ホームレス支援や手頃な価格の住宅供給のための資金源として導入されたものだが、今回のフリーマンの売却では25万8000ドル(約4100万円)という大金が徴収されると指摘している。
今回売却したのは昨年1月に山火事被害を受けたパリセーズの地域で、パワダー氏は「パリセーズの再建が目前に迫る中、州は(再建)許可申請の手数料、州の売上税、住めない状態で焼け落ちた土地に対してさえ課されている固定資産税を徴収しようとしている」と不満を吐露した。
パワダー氏は「フリーマンは巨額契約を結んでいるドジャースの選手なので、彼にとってはそれほど痛手ではないのかもしれない」としながらも、損失したのにも関わらず、ULA税を徴収したことに対し「憲法の精神に反しているとも言える」と痛烈に批判した。
(Full-Count編集部)