則本昂大が巨人入団会見「先発ローテを勝ち取る」 メジャー断念の葛藤も「長い時間悩んだ」

巨人入団会見に出席した則本昂大【写真:荒川祐史】
巨人入団会見に出席した則本昂大【写真:荒川祐史】

巨人は松本剛に続くFA戦士の獲得

 楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使し巨人へ移籍した則本昂大投手が19日、東京都内で入団会見を行った。背番号43に決まった35歳右腕は新天地での活躍を誓った。

 オレンジのネクタイで登場し、伝統球団への仲間入りを果たした則本は晴れやかな表情で「このたび読売巨人軍に入団することになりました。一生懸命腕を振って頑張りたいと思います」と挨拶。緊張した表情ながらも「ただ、球団が決まった安心感。結果を残さないといけない自覚が生まれたので、とにかく今年1年めいっぱい腕を振りたいと思います」と心境を語った。

 メジャー挑戦を目指して海外FA権を行使するも、去就はなかなか決まらず。最終的には渡米を断念して国内残留を決心。巨人へ加入した。
「僕自身、FA宣言してから長い時間悩むことが多かったけれど、オファーいただいてすごく嬉しかったです」と葛藤を明かした。「すごく長く悩みました。最後は自分に改めて問いかけて、どこでプレーしたいのか、これから先どうしていきたいのか問いかけたときに、熱意のあるお言葉をいただいたジャイアンツで自分はプレーしたいと思いました」と語った。

 則本は2012年ドラフト2位で三重中京大から楽天に入団。1年目の2013年に15勝を挙げて新人王に輝き、球団初の日本一に貢献した。2014年からは5年連続で最多奪三振のタイトルを獲得。2024年には抑えに転向し、いきなり32セーブをあげてタイトルを獲得した。昨季は56試合に登板し3勝4敗16セーブ、防御率3.05。NPB通算120勝99敗48セーブ、防御率3.12、32完投、12完封を誇るなど実績は十分だ。

 巨人では、阿部慎之助監督から先発再転向へ期待の言葉をかけられたという。「やってくれ、いけと言われたところで投げるだけなので。まずはしっかり先発ローテを勝ち取って1年間フルで戦いたい」と意気込みを語った。規定投球回数到達と2桁勝利、チームの日本一を目標に掲げた。

 仙台のファンには「13年間背中を押していただいた感謝しかないですし、僕自身チームは変わってしまいますけど、これからも則本昂大を応援していただければすごく嬉しいです」とコメント。「次は相手チームになるので強敵だぞと思わせられる選手になりたいと思っています」と、さらなる飛躍を誓った。

 日本ハムから移籍した松本剛外野手に続き、則本はこのオフに巨人が獲得した2人目の“FA戦士”。楽天が日本一に輝いた2013年に日本球界を席巻した、田中将大投手とのコンビ復活も大きな話題となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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