巨人、則本昂大獲得へ動いた理由 フロント動かしたベテラン…刺さった言葉「選手も評価」

巨人入団会見に出席した吉村禎章CBO(左)と則本昂大【写真:荒川祐史】
巨人入団会見に出席した吉村禎章CBO(左)と則本昂大【写真:荒川祐史】

オレンジ色のネクタイで入団会見「40歳まで一線で」

 楽天から海外フリーエージェント(FA)権を行使した則本昂大投手が19日、東京都内のホテルで入団会見に臨んだ。チームカラーのオレンジ色のネクタイで登壇した35歳右腕は、決断理由に巨人からの熱意を感じたと語り、執行役員CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)の吉村禎章氏は獲得へ至った“背景”を明かした。

 目指していたメジャー挑戦を断念。巨人入りを決めた理由について則本は「すごく長く悩みました。最後はどこでプレーをしたいのか、これから先どうしていきたいのかと自分に問いかけた時、本当に熱意のあるオファー、お言葉をいただいた。ジャイアンツでプレーしたいと思いましたし、球団からの思い、熱意に自分は応えないといけないと思った」と決断にいたった思いを明かした。

 会見に同席した吉村CBOは「とにかく素晴らしい実績と経験。このことは巨人軍にとっても若い選手の見本になっていただけると思う。巨人軍の一員になってくれたことを嬉しく思っています。中心になって回ってもらうことをイメージしている」と歓迎。さらに則本獲得へベテラン選手の言葉も後押していたことを明かした。

「先日、丸がですね、則本選手の投げている時に闘志をむき出しにする。そういう気持ちの選手は今、プロ野球界では少なくなったっていう風に(言っていた)。ああいうプレースタイルっていうのは、うちのベテラン選手もやっぱりすごく評価しているところなんですよね」

 丸佳浩外野手が則本の鬼気迫る投球シーンを高く評価していたという。吉村CBOは「そういう部分で若い選手にまた違う効果が、いい意味で出てくるんじゃないかなと私たちは思っています」と則本効果を期待した。

 35歳となった則本はベテランの域に到達している。「自分のプロ野球生活の中の一つの目標として、40歳までは一線でやりたいと思っている。その思いがあるなかで複数年の提示をいただけたのは心強いですし、あとはジャイアンツからの思い、熱意が、僕がここで投げたいと思ったのが一番の理由です」。相思相愛で実った巨人入団。2年ぶりリーグ制覇へ大きな戦力が加わった。

(Full-Count編集部)

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