残る2枠…楽天の“パンパン”支配下「68」 気になる人的補償、育成に待つ狭き門

則本は巨人移籍…辰己は1月に宣言残留
楽天は慌ただしいオフを過ごした。則本昂大投手が海外FA権、辰己涼介外野手が国内FA権を行使。一方で補強の手を緩めず、2月1日に迫る春季キャンプには“カツカツ”の支配下枠で臨むことになりそうだ。
楽天はこのオフ、2021年打点王の島内宏明外野手や阿部寿樹内野手ら計12人を戦力外にした。さらに12月には、マイケル・フランコ内野手やスペンサー・ハワード投手らも自由契約。大量の退団者が生まれた。一方で戦力強化も大々的に乗り出した。
助っ人補強では、パイレーツなどで活躍した先発タイプのロアンシー・コントレラス投手、昨季3Aで22本塁打を放った身長203センチのカーソン・マッカスカー外野手を年内に獲得。さらに1月に入り、2017年にマーリンズで14勝を挙げた前ドジャースのホセ・ウレーニャ投手を加えた。昨季に続き残るルーク・ボイト内野手、オスカー・ゴンザレス外野手含め、投打に粒ぞろいの陣容となっている。
新戦力組で大きな話題を呼んだのが、日米通算165勝を誇る前田健太投手の獲得だろう。広島のエースとして2度の沢村賞を手にした右腕には大きな注目が集まる。また、DeNAから国内FA権を行使した伊藤光捕手を獲得。現役ドラフトでは、辰見鴻之介内野手を出し、ソフトバンクで今季104試合出場の佐藤直樹外野手を加えている。
越年までもつれたFA権行使組の去就は、則本が巨人、辰己が残留という形で決着した。人的補償を求めるかはまだ発表されていないものの、現時点での支配下はすでに「68」が確定。人的補償を申請すれば、上限の70まで残るは「1」となる。育成にも面白い存在がいる中、4年連続4位に沈んだ楽天の次なる一手に注目が集まる。
(Full-Count編集部)