アマ野球界に朗報…スコア管理と分析が一体化 鷹データ担当が作成した新アプリ

ソフトバンクでデータ分析担当を務める齋藤周氏【写真:本人提供】
ソフトバンクでデータ分析担当を務める齋藤周氏【写真:本人提供】

東大出身…ソフトバンクのデータ担当齋藤周氏が作成

 株式会社アマテクノは、野球のスコア管理と分析を一体化させたプラットフォーム「ピクセルスコア」をリリースしたと発表した。ソフトバンクでデータ分析担当を務める齋藤周氏が同社の代表取締役として開発を主導。膨大な時間を要していた集計作業を自動化し、アマチュア球界に「データを活用する文化」を浸透させる狙いがある。

「その1球で、成長する」をコンセプトに掲げる同アプリは、従来の紙のスコアブックが抱えていた「記録はしても活用されない」という課題の解決を目指している。試合中に1球ごとの球種、球速、コース、打球方向などをリアルタイムで入力することで、成績の自動集計やデータの詳細分析、チーム内での共有までをシームレスに行うことが可能となっている。

 特筆すべきは、専門的なITスキルがなくても高度な分析を行える点だ。ストライクゾーン別の打率チャートや球種別の投球割合など、プロ野球さながらのスタッツが自動で生成される。これまでは試合後に30分から40分かかっていた集計作業がゼロになるため、指導者やスタッフの負担軽減にもつながるという。

 アプリ内で管理できるのは試合データだけにとどまらない。YouTubeと連携した動画格納機能では、データと動画を合わせて振り返ることができ、選手の課題発見や長所の可視化がしやすくなる。また、フィジカルデータの登録にも対応しており、ウエートトレーニングから体力テストまで野球の技術の土台となる身体面のデータを“見える化”できる。

 開発を率いる齋藤氏は、東大野球部で学生スタッフとしてデータ分析を導入し、リーグ戦勝利に貢献した経歴を持つ。現在はソフトバンクで分析担当として辣腕を振るう傍ら、テクノロジーと現場の架け橋となるべく活動している。齋藤氏は「甲子園や都市対抗などに代表されるアマチュア野球は プロスポーツにも引けを取らない熱量や影響力を持つ コンテンツとなっていて、同時にこれからの日本を支 えていくような文化や人材を輩出していく使命があると感じでいます」と現状を明かす。

 続けて「そのため良い伝統は残しつつ、長年アップデートされていない仕組みをテクノロジーを活用して変革し、社会をリードしていけるような先進的な存在にしていきたいと考えています」とコメントしている。

アプリのリンクはこちらから
https://www.pixel-score.com/

(Full-Count編集部)

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