ド軍監督も予想していなかった“結末” 本人は弱気「あり得ない」も…届いた愛妻の願い

ドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】
ドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】

ロハスの劇的弾を予言していた“唯一の人物”

 約2か月半前、全米を熱狂の渦に巻き込んだ衝撃アーチを世界一監督が振り返った。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組に出演。ワールドシリーズ第7戦の9回に飛び出したミゲル・ロハス内野手の劇的同点弾について、ロハスの愛妻との間にあった“エピソード”を紹介した。

 同メディアは22日(日本時間23日)、自社のX(旧ツイッター)でロバーツ監督の動画を公開。スポーツキャスターのボブ・コスタス氏と対談し、世界一を掴む大きなきっかけとなったロハスの一発を振り返った。コスタス氏は「予想していた人は誰もいなかった」と話すと、ロバーツ監督はそれを認めつつ、ベテランの一発を唯一ロハスの“愛妻”だけが信じていたと振り返った。

「彼女は以前から『いつかワールドシリーズでホームランを打つわ』と言っていたんだ」と、夫婦が交わしていたやり取りに言及。続けて胸の内に隠していた裏話を披露した。「彼女はロハスに『あなたはワールドシリーズでホームランを打つ』と言い続けていて、それに対して彼は『僕がホームランを打つなんてあり得ないよ。だって試合にも出てないんだから!』と返していたんだ」と語り、ロハスは妻の”予言”に弱気になっていたことに触れた。

 ポストシーズンではなかなか出番が巡ってこなかったが、チームの精神的支柱として貢献。ワールドシリーズ第6戦では、勝利を決めたダブルプレーを華麗な捕球でアシストした。そのプレーを見たロバーツ監督は第7戦でのスタメン起用を直感を元に決断。「彼なら何とかして出塁してくれると感じた。フルカウントからホフマンのスライダーをホームランにするなんて、それはさすがに想定外だったけどね」と、笑顔で起用の舞台裏を明かした。

 同点弾の瞬間、ロバーツ監督が見せた驚いた表情が忘れられないとコスタス氏が話すと「あの瞬間だけは完全に1人のファンになっていた。ミゲル・ロハスのファンとして、ドジャースのファンとして、ただただ神に感謝していた」と、土壇場でチームを蘇らせた一撃を振り返った。

 ロハスはシーズン後に1年550万ドル(約8億5400万円)で再契約。2月に37歳を迎えるベテランは、今季限りで現役を引退する意向を示しており、ワールドシリーズ3連覇で現役生活を締め括る“エピソード”が付け加えられることを多くのファンが期待している。

(Full-Count編集部)

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