米で世にも奇妙なバット折りが話題 空振りで…「どうしてこんなことが」
メッツのシンダーガードが空振りしバットが折れる珍事
メッツのノア・シンダーガード投手が30日(日本時間10月1日)の本拠地マーリンズ戦で、世にも奇妙なバット折りを披露し話題となっている。本業のピッチングではなく、打席で見せた珍事を米メディアが伝えている。
誰もが目を疑った。3回1死走者なしの場面で打席に向かったシンダーガードは右腕アルカンタラが投じた92マイル(約148キロ)の直球を強振。だが、ボールが当たる直前にバットは根本から折れグラウンドに吹っ飛んでいった。打った感触もなく、手元にグリップだけが残ったシンダーガードに味方ベンチも大笑いだった。
MLB公式サイト内の動画コーナー「CUT4」は一連の流れを動画で公開。「そのバットはただもう使われたくなかったのである。なんという裏切りだろう」と見出しを付け報じている。記事ではスイングを始めた時にバットが折れたことを言及し「もう一度言うが、彼は空振りしたのである」と不思議な出来事を伝えている。
同ツイッターもこの動画を公開。これにはファンも度肝を抜かれた様子でコメント欄には驚きの声が挙がっていた。
「素晴らしい。ハイライトを見たよ」
「メッツのチームメイトが冗談で彼に壊れたバットを渡したんだ」
「なんてこった」
「どうしてこんなことが起こったのか分からない」
「いたずらされたんだよ」
「明らかにあのバットは良くなかった」
この試合を中継した「SNY」の実況も「空振りでバットが壊れました。怪力ですね」と爆笑。解説を務めたキース・ヘルナンデス氏も「シロアリを確認しなければ。あのバットはすでに壊れていたに違いません」とジョークを交え不思議なバット折りを伝えていた。