大谷翔平、TJ手術のリハビリはどう進む? 米紙「まずは関節可動域の運動から」
2日にトミー・ジョン手術を受け、無事に成功
エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、右肘の靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受け、手術は無事に成功した。球団が同日、発表した。6月7日(同8日)に右肘内側側副靭帯にグレード2の損傷が見つかった右腕。9月2日(同3日)のアスロトズ戦で復帰したが、新たな損傷が見つかり、残り試合は打者としての出場を続けていた。
この日手術を受けたことで、投手としての復帰は早くても2020年になる。大谷は一足先に来季の打者としての復帰を目指し、今後はリハビリを行なっていくことになるが、この復帰に向けたプロセスに米メディアも注目。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が大谷の復帰プランを展望している。
来季に向けたエンゼルスの課題を分析した記事の一節。その1つに「ロサンゼルス・タイムズ」も「オオタニをどうしていくのだろうか?」と、大谷の復帰を挙げた。「オオタニがいつ頃トミー・ジョン手術から復帰するかに関して判断するのは時期尚早である」とした上で、今後、大谷が辿るであろうリハビリプランを紹介している。
「投手となると、ほとんどの場合で1年半を要するものであるそのリハビリのプロセスは、むこう数週間で始まることになる。医師たちからの許可が下り次第、オオタニはまず関節可動域の運動から開始し、そこから右ひじの強度を再度高めることになる」と、肘関節の可動域を取り戻すことからリハビリがスタートするとしている。
「彼は2020年まで試合で投げることはないけれども、オオタニが2019年の大半で指名打者として出場できるくらいの回復の早さを、エンゼルスは期待している」とも同紙で記している。打者復帰に向けたリハビリが順調に進むことを、日米のファンが祈っているに違いない。
(Full-Count編集部)