上原浩治が「コウジ タイム」の期待に応え、11セーブ目! レッドソックスも10連敗後に連勝
絶大な安心感を伴う言葉「コウジ タイム」
レッドソックスの上原浩治投手が27日(日本時間28日)のブレーブス戦9回裏に登板。2三振を含む三者凡退に仕留めて、2日連続となる今季11セーブ目をマークした。最近まで10連敗に苦しんでいたチーム救う連日の活躍で、2連勝に貢献した。
6-3で迎えた9回裏、MLB公式サイトのレッドソックス番記者イアン・ブラウン氏が自身のツイッターで速報した。
「コウジ タイム」
この言葉は昨年ワールドシリーズ制覇に尽力した絶対守護神の登板を指し、地元ファンの間でも絶対的な安心感を伴う合言葉になっている。
上原はその期待に応えた。先頭の1番打者ジェイソン・ヘイワードから三振を奪うと、2番打者のB・J・アップトンをライトフライに仕留め、3番のフレディ・フリーマンも三振と華麗に締めくくった。11球を投げ、ストライクは7球。圧倒的な制球力で、防御率も0・87となっている。
一方、田澤純一投手も7回途中から登板。3分の2イニングを投げ、1安打1四球で16球中ストライク8球とやや苦しんだが、無失点で切り抜けた。前日に続いて今季4ホールド目を手にし、防御率は2・35となっている。
まさかの10連敗でア・リーグ東地区最下位に沈んでいるレッドソックスだが、日本人コンビの連日の活躍などで2連勝。逆襲モードに転じている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count