負け越し発進のラミレスDeNA、開幕カードの収穫と課題は?
初陣飾るも2戦目以降連敗となったラミレス監督
ラミレス監督率いる新生DeNAが敵地で戦った広島との開幕カードを1勝2敗。負け越し発進となった。
開幕戦で華々しく新監督の初陣を飾ったが、2、3戦目では連敗を喫した。果たして、この3試合でどんな収穫と課題があったのか。
収穫でいえば、期待の新戦力の躍動になる。開幕戦でドラフト3位の柴田竜拓がプロ初打席、初球、初安打、初打点と初物づくしの決勝打でデビューを飾ると、さらに2戦目は三塁打を含む初の猛打賞をマーク。守備力が買われていた167センチの小さなルーキーのバットでの活躍は、ラミレス監督にとってもうれしい誤算となったはずだ。
また、正捕手に指名されているドラフト4位の戸柱恭孝は3試合すべてでマスクを被り、3戦目では12球団の新人最速となるアーチも描いた。2人は二塁手と捕手を任され、昨季から課題としてきたセンターラインを形成するだけに、新人コンビの出現は今後に期待が膨むものだった。