マカッチェンがリアルミュートの頭上をジャンプ…新同僚2人の“衝撃”プレーに再脚光
リアルミュートがフィリーズ移籍で同僚に、2017年のプレー動画が話題
メジャー屈指の捕手のJT・リアルミュートが、1対3のトレードでフィリーズにトレード移籍することが7日(日本時間8日)に発表された。この移籍を喜んでいるのが、すでにフィリーズと契約していた2013年ナ・リーグMVPのアンドリュー・マカッチェン外野手。2017年に驚異的な跳躍力でリアルミュートを飛び越し、本塁に生還しようとしたプレーを自身のツイッターで公開したことが話題となっている。
マカッチェンの投稿に注目したのは、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」だ。「JT・リアルミュートの新しい同僚となるアンドリュー・マカッチェンは、以前彼を本塁上で飛び越えようとした」とのタイトルで記事を掲載し、「ついにこの二人(リアルミュートとマカッチェン)は2017年のこのプレーについて語りあることができる」と報じた。
2017年、当時パイレーツに所属していたマカッチェンはマーリンズ戦で、味方の一ゴロで三塁から本塁生還を狙った。しかし、タイミングは完全にアウト。すると、驚異的な跳躍力で捕手のリアルミュートの頭上を飛び越そうとした。そのジャンプの高さに大きな注目が集まったプレーだった。
結局、マカッチェンはリアルミュートにタッチされてアウトとなり、ダブルプレーに。記事では、試合後にマカッチェンが「よく分からないね。とにかく怪我しなくてよかったよ。頭の中でそのプレーを理解しようとしたけれどね。良い送球が来て、彼(リアルミュート)がターンして、その瞬間僕が彼を飛び越えたんだ」と語っていたことを紹介している。体が瞬時で反応したようだ。
その2人が新シーズンでは同僚に。マカッチェンはツイッターでこのプレーの動画を投稿し「JT・リアルミュート、フィリーズへようこそ! これでようやくこのプレーについて語り合えるね」と綴った。これを受けて「Cut4」は「この新しい2人の同僚が直に話し合えることを願っている」と伝えている。
ブライス・ハーパーやマニー・マチャドの争奪戦でも有力候補として名前が挙がっているフィリーズ。今季はたくさんの話題を作ってくれそうだ。