“逆輸入”右腕が韓国KBOの魅力を語る「本当にクール」「食べ物も良かった」
昨季KBOで12勝を挙げてDバックスに移籍したケリー「素晴らしい機会だった」
韓国プロ野球(KBO)のSKワイバーンズからダイヤモンドバックスに移籍したメリル・ケリー投手。昨季、KBOで12勝7敗、防御率4.09の成績をマークした右腕は、ダイヤモンドバックスのファン感謝イベントで韓国球界の“魅力”について語っている。球団公式ツイッターが動画を公開した。
同じ“逆輸入”投手として、昨季カージナルスで大活躍した元巨人マイルズ・マイコラスのような活躍が期待されているケリー。ダイヤモンドバックスは9日(日本時間10日)のファン感謝イベントで、右腕のインタビューのライブ配信をツイッターで実施した。
「韓国の印象」を聞かれたケリーは「こことは大きく異なるよ」と回顧。「だけど本当にクールだったね。試合中の雰囲気が素晴らしかった。すごく盛り上がるんだ。太鼓を叩いて、音楽を流して、選手それぞれに応援歌がある。かなり楽しかった。こっちとは異なる経験だよ」。メジャーとは違う試合の雰囲気を楽しんでいたという。
「もちろんMLBはスケールが大きい。こっちでは韓国に比べて静かな試合に慣れなければいけないね。食べ物も良かった。辛い物に慣れるのに少し時間がかかったけどね。韓国でプレーしたことは楽しかったし、素晴らしい機会だった。僕だけじゃなく、家族にとってもね」
野球だけでなく、韓国での生活もエンジョイしていたという。食文化についても満喫していた様子で、「アメリカに持ってきたい韓国の食べ物」については「韓国焼き肉。特に牛肉。こっちに戻ってきてからも食べているよ。あと、韓国にいるときにキムチを食べ始めて、好きになった」と明かした。一方で、韓国語については通訳がいたため「本来覚えるべきほどに言葉を覚えなかった」という。
大きな“人生経験”を積んで米球界に戻るケリー。来日前にメジャー経験があったマイコラスと違い、まずはデビューが目標となるが、地元ファンの期待は高まっている。
(Full-Count編集部)