トラウトが対戦打率.188 「彼の球が一番エグい」と脱帽する投手とは…

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

米メディアの「最も手強いと感じた投手は?」の質問に…

 エンゼルスのマイク・トラウト外野手は、メジャーNO1プレーヤーとして圧倒的な活躍を続けている。しかし、そんなスーパースターにも「手強い」と感じる投手がいるという。MLBネットワークのインタビューで明かしている。

 27歳にして2度のMVP受賞を誇るトラウト。2012年からの7シーズンのうち、残りの5シーズンでもMVP投票ですべて4位以内に入るなど、その実績は圧倒的だ。通算1065試合出場で打率.307、240本塁打、648打点、OPS(出塁率+長打率).990。OPSは最近2年連続で1.000超え(2017年=1.071、2018年=1.088)と“進化”を続けている。

 ただ、MLBネットワークのインタビューで「(球界で)最も手強いと感じた投手は?」と質問を受けたトラウトは、“天敵”と呼べる存在がいることを明かした。

「シャーザーだね。彼がデトロイトからナ・リーグに移ってくれて嬉しかった。オールスターゲームで対戦したことはとてもクールだった。打者として打席に立てば、彼は三振を奪おうとするし、打者は彼から打とうとする。僕がこれまでに見た中で、彼の球が一番エグいよ」

 ナショナルズのマックス・シャーザー。こちらもサイ・ヤング賞3度を誇る最強右腕だ。昨年まで6年連続200イニング到達、10年連続規定投球回到達と頑丈さも抜群。3年連続奪三振王のタイトルを獲得しており、昨季は自身初の300奪三振も達成した。最多勝にも4度輝いている。

 現在はナショナルズに所属しているが、2014年まではエンゼルスと同じア・リーグのタイガースでプレー。トラウトをもってしても、リーグが変わったことは「嬉しかった」という。なお、2人の対戦成績は16打数3安打の打率.188、1本塁打、1打点。確かに、トラウトにとっては“天敵”だ。

 今季は交流戦で両チームの対戦はないため、対決が実現するとしたらオールスター、そして、ワールドシリーズのみ。投打のスーパースターの激突を見てみたいものだが……。

(Full-Count編集部)

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