田中将大は識者から見てもオールスター先発投手の最有力候補!?
識者アンケートでも順当に“選出”された田中将大
ヤンキースの田中将大投手がメジャー元強化責任者など識者のアンケートの中で7月15日に行われるオールスターのア・リーグ先発投手に最も相応しい存在とされている。ESPNが行ったアンケートで、ナショナルズとカブスで強化責任者を務めたジム・ボウデン氏ら7人の専門家が回答している。
投手以外のオールスターの先発選手はファン投票で選ばれるため、選手の人気や過去の実績にも左右されるが、このアンケートでは今季の純粋なパフォーマンスと活躍で選手を選んでいる。
監督推薦と選手間投票で選ばれる投手部門について、識者の間でも、ア・リーグの先発はやはり田中が最も相応しいと見られているようだ。メジャー1年目でありながら現在両リーグ最多の11勝、リーグトップの防御率の1・99と圧倒的な成績を残しており、識者アンケートでも順当に“選出”されている。
一方、識者の間ではキャッチャーはロイヤルズのサルバドール・ペレスが選ばれている。今季2割8分、8本塁打、26打点と打撃でも活躍する24歳の新鋭はMLBの中間発表で5位以内に入っていない。MLBの公式サイトによると、オールスターのファン投票の中間発表でトップにつけるのは右肘痛で手術の可能性があるオリオールズのマット・ウィータース捕手だった。
ファン投票の中間発表でトップとなった一塁のミゲル・カブレラ(タイガース)、二塁のロビンソン・カノ(マリナーズ)、三塁のジョシュ・ドナルドソン(アスレチックス)は識者アンケートでも選ばれており、ファン、識者の間でも文句なしの“選出”と言えそうだ。