ロッテ、スクール事業でリーフラス社と業務提携 山室社長「さらなる野球振興と地域貢献を」
リーフラス社の「ポルテ」をアカデミーのフランチャイズ校として展開
ロッテは16日、2019年度より、地元千葉県下での野球振興の促進と野球人口の増加を目的とし、全国各地でベースボールスクールを展開しているリーフラス株式会社と、ベースボールスクール事業の提携について合意したことを発表した。
提携内容としては現在、ロッテが2008年より開校している「マリーンズ・ベースボールアカデミー(以降:MBA)」と、リーフラス社がオフィシャルパートナーシップ契約を締結。リーフラス社が現在千葉県下にて運営している、3歳?小学6年生までを対象としているベースボールスクール「ポルテ」を、マリーンズ・ベースボールアカデミーのフランチャイズ校として展開する。
そのフランチャイズ校の運営・展開はリーフラスが行い、今後はMBAのコーチ陣がフランチャイズ校のコーチ陣に対して定期指導者講習会を実施、また、フランチャイズ校が行う合宿や特別レッスンにMBAのコーチ陣を派遣するほか、ZOZOマリンスタジアムで開催されるプロ野球の試合へスクール生を招待し試合観戦のほか、試合開始前の練習見学や技術解説を予定している。
そして今回、フランチャイズ校となるスクールに現在通っている児童と、新しく入校を希望する児童すべてに両社が共同で制作した「Chibaユニフォーム」を基調としたオリジナルユニフォームを全員に無料で配布。フランチャイズ校もマリーンズ公認のベースボールスクールとして活動を行っていく。
今回の提携に関しての記者会見でロッテの山室晋也取締役社長は「昨今、野球の競技者人口の減少に危機感を覚え、千葉県内の様々な地域における野球振興活動を行ってきました。今回、リーフラス社との提携することで、さらなる野球振興と地域貢献が図れるものと思っています」と、将来の野球人口増加の一端となることを期待していた。
リーフラス株式会社伊藤清隆代表取締役は「とにかく明るく、楽しく、元気良く。指導理念は『褒めて、励まし、勇気づける』その考えで、小さな頃から野球に親しんでもらうことから始めています。マリーンズとともに、一人でも多くの子供達に野球に親しんでもらえるようにしたいと思っています」と、その思いを語っていた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)