イチロー同僚、ベンチでファウルが壁に跳ね返り頭部直撃 そのまま倒れ込む
ディートリッチが4打点の大活躍も…同僚の痛烈なファウルボールが当たるアクシデント
イチロー外野手が所属するマーリンズのデレク・ディートリッチ内野手が29日(日本時間30日)、敵地で行われたブレーブス戦でダグアウトにいる際に後頭部にファウルボールが当たり、途中退場するアクシデントに見舞われた。チームは7-3で勝利している。
勝利の立役者が不運に見舞われた。「5番・二塁」で先発したディートリッチは、6回に今季3号2ランを放った後、7回にもセンターへ二塁打を放つなど3安打4打点と大暴れ。ジョージア工科大学出身のディートリッチにとって、敵地アトランタは学生時代を過ごした思い出の地。自身キャリアハイとなる4打点をマークし、最高の一日になるはずだった。
だが、試合終了が目前に迫った9回に、まさかのアクシデントは起きた。サイクル安打まで三塁打のみと王手を掛けていたディートリッチが、ダグアウトでベンチに座って打席の準備を整えていたところ、同僚イエリッチの打ったファウルボールがワンバウンドでベンチ内に飛び込み、壁に跳ね返って、後頭部を直撃。ディートリッチはすぐに地面に倒れ込み、異変に気が付いた医療スタッフが介護にあたった。