菊池雄星に地元メディア同情 7回1失点も無援に泣く「最高の登板を台無しに」
敵地インディアンス戦で7回3安打1失点の好投も2勝目を逃した菊池
■インディアンス 2-1 マリナーズ(日本時間4日・クリーブランド)
マリナーズの菊池雄星投手が3日(日本時間4日)、敵地インディアンス戦で先発し、7回3安打1失点の好投を見せた。メジャー最長イニング、移籍後初の2桁奪三振となる10個の三振を奪う圧巻の好投を見せたものの、打線の援護なし。チームは9回に1-2でサヨナラ負けを喫して5連敗となった。地元メディアは「ユウセイの今季最高の先発登板をマリナーズが台無しにした」と同情している。
1イニングだけを投げた4月26日のレンジャーズ戦から中6日での登板となった左腕は最高のピッチングを見せた。3回までインディアンス打線を無失点に封じた。4回に二ゴロ併殺打の間に1点を失ったが、その後は10者連続凡退に切って落とした。
打線の援護を受けられずに、1-1と同点のままに降板した菊池。だが、貧打のマリナーズは9回にスワーザックが捕まり、サヨナラ負けを喫した。
地元紙「シアトル・タイムズ」の公式ツイッターでは「ユウセイ・キクチの今季最高の先発登板を台無しにしたマリナーズに、インディアンスがサヨナラ勝ち」と速報し、打線に見殺しにされた格好の日本人左腕に同情していた。
一方、地元ラジオ局「710 ESPN シアトル」公式ツイッターでは「マリナーズはユウセイ・キクチから力投を受けながらも、インディアンス相手にサヨナラヒットで1-2で敗戦」と速報していた。力投報われなかった菊池に、地元メディアも同情的だった。
(Full-Count編集部)