日ハム、5点差大逆転で球団タイ記録14連勝 レアードが延長12回サヨナラ弾
田中賢が9回2死から起死回生の同点弾&レアードが延長12回25号サヨナラ弾
日本ハムが10日のロッテ戦で6-5で延長12回にサヨナラ勝ちを飾った。これで連勝を「14」に伸ばし、07年に作った球団記録に並んだ。5-5で迎えた延長12回裏、先頭のレアードがレフトスタンドへ劇的な25号サヨナラ弾を放った。
驚異的な粘りだった。最大5点差が開いた7回に岡の1号2ラン、陽岱鋼、中田の連続タイムリーと5連打4得点で1点差に。そして9回2死。田中賢がフルカウントから右越え2号ソロ。あと1死、あと1球で球団記録への道が閉ざされるところで起死回生の一発を放った。
先発の大谷は7登板ぶりに投手専念。初回にナバーロの右犠飛で連続イニング無失点は「30」で止まったが、最速162キロの剛速球を武器に尻上がりに調子を上げた。だが、7回1死一、二塁でアクシデントが発生。右手マメの影響で緊急降板。リーグトップの9勝目はお預けとなっていたが、チーム力が大谷の緊急降板をカバー。田中賢の一発で大谷の5敗目も消えた。
この日勝った首位・ソフトバンクとは5・5ゲーム差のまま。11日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で球団新記録を目指す。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count