1587安打男、怒りの打撃グローブ投げが審判に当たり…4試合出場停止処分に
際どい内角球に見逃し三振→ベンチでも抗議→退場→打撃用グローブを投げつける→4試合出場停止
■レンジャーズ 4-2 インディアンス(日本時間21日・テキサス)
レンジャーズのアズドルバル・カブレラ内野手が退場処分後に物を投げたことにより、4試合の出場停止処分を下された。大リーグ機構は21日(日本時間22日)に発表した。
カブレラは20日(同21日)の本拠地・インディアンス戦の6回1死で右腕ビーバーの際どい内角球に見逃し三振。ダグ・エディングス球審の判定に不服として、続くカルフーンの打席でもベンチから抗議を続け、退場処分を受けた。カブレラは怒り心頭。打撃用グローブなどをグラウンドへ投げつけた。MLB公式サイトによると、「ウッドワード監督と(三塁の)ミラー審判の足に当たった」と伝えている。
通算1587安打のカブレラは出場停止に異議を申し立てているため、処分は延期となっている。カブレラはMLB公式で「誰かに当てようとしたわけじゃない。審判には絶対に当てたくない。本塁に向かわずに(不満だと)示すためにグローブを投げただけなんだ。あれはボールだった。こうしたことがずっと起こっている。初球や2球目なら、まだ打つチャンスがあるからいいけど、それで三振になる時はよくない。ある時点で怒ることになるんだ」とコメントしている。