広島が快勝 新井が今季84打点でトップタイ浮上、ジョンソン快投で12勝目
新井は通算301号含む3打点、ジョンソンは7回2安打無失点
セ・リーグ首位の広島は16日、敵地での阪神戦に5-0で快勝した。4番の新井が先制ソロを含む3打点の活躍。今季84打点でリーグトップタイに浮上した。投げては先発ジョンソンが7回2安打無失点の快投で12勝目(6敗)を挙げた。
まずは2回、広島は先頭の新井が阪神先発・能見の直球を右翼席に運んだ。通算301本目のホームランで先制。新井は3回に無死満塁で右犠飛を打つと、3回には2死二塁の好機でレフト前へタイムリー。ここまでチームの全得点を叩き出す活躍で、3-0とリードを広げた。
さらに、6回には1死三塁から石原がライトへタイムリー。2死二塁となってからは田中がセンターへタイムリーを放ち、5-0とリードを広げた。
先発のジョンソンは危なげない投球。初回1死から大和に中前打を許すも無失点。2回から4回まで3イニング連続3者凡退に抑えると、5回はヒットと四球で2死一、二塁とされたが、代打・原口を二ゴロに仕留めた。6、7回は3者凡退とスキを見せず、降板した。
広島は8回を今村、9回を一岡とつなぎ、無失点リレーで快勝。3打点を挙げた新井は今季84打点とし、この日は試合が中止となったDeNA筒香の83打点を抜き、離脱中のヤクルト山田に並んでリーグトップタイに浮上した。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count