マリナーズ野手があ然… 敵ファンのファウル“横取り”に米「妨害じゃないか」
ペンスのファウルボールを、シーガーの捕球直前に“横取り”
■マリナーズ 7-3 レンジャーズ(日本時間23日・シアトル)
22日(日本時間23日)に行われたマリナーズとレンジャーズの一戦で、ファンが選手の捕球を“妨害”する一場面があった。
マリナーズの本拠地で行われた一戦。初回、レンジャーズの攻撃中だった。マルコ・ゴンザレス投手が投じた2球目、打者のハンター・ペンスが打ち上げた打球は三塁後方へのファウルフライとなった。
マリナーズの三塁手カイル・シーガー内野手が打球を追う。三塁スタンドギリギリで落下点に入ると、グラブを伸ばした。見事にキャッチ…かと思われたが、ボールが入ったグラブは目の前から伸ばしてきたファンのものだった。
ファウルボールをキャッチし笑顔を浮かべるファンの体にはレンジャーズのユニホームが。相手のファンにキャッチを阻まれることとなったシーガーは唖然、そして苦笑いを浮かべるしかなかった。
「彼は退場させられたのかな?」
「その後彼は何かやったのか?」
「ギリギリだったね」
「このファンは大バカ者だ! 妨害じゃないか」
「レジェンド」
「典型的なレッドソックスファンがここに登場して、シアトルでレンジャーズを応援している」
「伝説」
「あれは危なかったね、ネットを設置しないと」
この場面を「敵地で自分の応援するチームがプレーしている時は、こうやって彼らをサポートする」として、動画で紹介したMLB公式サイトのコーナー「Cut4」のインスタグラムにも、ファンから賛否の声が寄せられていた。