【今日のMLB日本人選手】黒田が7回2失点の好投もチームは敗北 藤川は1回を投げ無失点
藤川は2安打を許すも2奪三振で1回無失点
○メッツ対ブレーブス(ニューヨーク)
故障者リストから復帰したメッツの松坂大輔は、本拠地でのブレーブス戦に救援登板。0-1の8回、1か月ぶりにマウンドに立った松坂は、先頭の6番ラステラにライト前ヒットを許す。7番A・シモンズと8番レアードを打ち取って2死までこぎ着けるが、代打のドーミットに2ランホームランを打たれ2失点。さらに1番ヘイワードにライトへの2塁打、2番ボニファシオにライト前ヒットを許し、3失点目を喫したところで交代した。試合はメッツが1-6で敗れている。
松坂大輔 3勝3敗1S3H 防御率4.20 71奪三振
○レッズ対カブス(シンシナティ)
カブスの藤川球児は敵地でのレッズ戦に救援登板。0-7の8回にマウンドに上がると、2連続の代打をそれぞれ空振り三振とセカンドゴロに仕留める。3人目の代打サンティアゴと4番メソラコに連打を許し1、3塁のピンチを招くも、5番ブルースから空振りの三振を奪い、1回無失点で交代した。カブスは2-7で敗北している。
藤川球児 0勝0敗0S 防御率1.23 8奪三振
○タイガース対ヤンキース(デトロイト)
ヤンキースの黒田博樹は敵地でのタイガース戦に先発。初回は1番デービスにセンターへのヒットを許すが後続を打ち取る。2回に1死から6番カステラノスと7番ケリーに連打を浴びると、8番アビラの犠牲フライで1点を失うが、続く9番ロマインをセカンドゴロに仕留め、3、4回も3者凡退に抑える。ヤンキースは4回に2点を得て逆転。
黒田は5回、先頭の7番ケリーに今日唯一の四球を与えると、8番アビラの打席での暴投で2塁に進まれる。アビラと9番ロマインを凡退させ2死とするが、デービスにライトへのヒットを打たれ同点に追いつかれてしまう。2番キンスラーをショートフライに打ち取り、6、7回も3者凡退に抑えるなど、黒田は7回2失点の好投を見せたが、勝利投手の権利は得られなかった。
イチローは2-2で迎えた8回1死から、スタメンでライトを守ったウィーラーの代打で出場したが、空振り三振に終わる。試合は2-2のまま9回裏へ。2死1、2塁でタイガースの8番アビラが右中間フェンス直撃の打球を放つと、イチローが果敢に追うも捕球できず、これがサヨナラに。ヤンキースは2-3で敗れた。
黒田博樹 9勝8敗 防御率3.88 112奪三振
イチロー 打率.288 本塁打1 打点17 盗塁11
○ロイヤルズ対ツインズ(カンザスシティ)
ロイヤルズの青木宣親は本拠地でのツインズ戦に1番ライトでスタメン出場。1回の第1打席は、ショートへの内野安打、2回の第2打席は2死2塁からセカンドゴロ、4回の第3打席は2死2塁でセンターフライ。6回の第4打席は1死2塁から四球で歩き、8回の守備でダイソンと交代した。試合は5-5で突入した延長10回にツインズ打線が6得点を挙げ、ロイヤルズが5-11で敗北した。
青木宣親 打率.264 本塁打1 打点32 盗塁15
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count