「完璧なキャノン」 試合を締めたエ軍カルフーンのレーザービームに米驚愕
24日のドジャース戦で同点を防ぐ圧巻のレーザービーム
■エンゼルス 5-4 ドジャース(日本時間24日・ロサンゼルス)
23日(日本時間24日)に敵地ドジャースタジアムでドジャースに勝利したエンゼルス。1点差での勝利の瞬間を呼んだのは、右翼コール・カルフーン外野手の、驚異的なレーザービームだった。
この日エンゼルスは2回、代打で登場した大谷翔平投手の適時打で1点を先制。同点とされた5回にはトラウトのソロ本塁打やカルフーンの適時二塁打などで3点を奪って勝ち越した。7回にはカルフーンが22号ソロを放った。
ゲームセットの瞬間は劇的な形で訪れた。クローザーのロブレスがドジャース打線につかまる。ターナーに四球を与えると、ベリンジャーの二塁打で1死二、三塁にピンチは拡大。マンシーの犠飛で1点差とされ、なおも一打同点のピンチは続いた。
続くキケ・ヘルナンデスの打球は鋭いライナーで右前安打に。二塁走者のベリンジャーは一気に三塁を蹴って同点のホームを狙った。ワンバウンドで打球を処理したカルフーンはステップを踏むと。矢のような送球を本塁へと送った。まさにレーザービーム。ノーバウンドで捕手のミットに収まり、余裕を持ってアウトとした。
このカルフーンのレーザービームをMLB公式インスタグラムも動画で公開。再生回数は瞬く間に20万回を突破し大反響となっている。ファンからも「完璧なキャノン」「MLBで最も過小評価されている右翼手だ」「コールワールド」「ロケットアームだ」とカルフーンを称賛するコメントが寄せられていた。