日ハム連敗止める、フェンスに打球挟まる“珍安打”から逆転 楽天則本昂は2敗目
7回に則本昂から3得点で逆転、石井のタイムリーはフェンスの隙間に打球挟まる
■日本ハム 4-3 楽天(31日・札幌ドーム)
日本ハムは31日、本拠地・楽天戦に4-3で勝利。7回に相手先発・則本昂から3点をもぎ取って試合をひっくり返し、連敗を「2」で止めた。
先発の加藤は初回、浅村に先制の22号ソロを浴びるも、その裏に中田のタイムリーですぐさま同点に。その後、日本ハムは継投、楽天は則本昂が好投し、6回まで膠着状態が続く。
しかし、楽天は7回に渡邊佳が石川直から勝ち越しタイムリー。さらに、堀内はスクイズを成功させ、2点差とした。
ところが、日本ハムはその裏の攻撃で1死二塁から石井が則本の初球のスライダーを捉え、ライナーで右中間へ運ぶ。そのままフェンスに直撃したが、ボールは隙間に“すっぽり”。跳ね返ることはなくその場に留まり、右翼の渡邉が何度かジャンプして取ろうとしたが届かなかった。
記録は適時二塁打に。続く宇佐見は1死二塁からレフトへのタイムリーを放ち同点。さらに、2死二塁から清宮の代打・谷口が勝ち越しタイムリー。日本ハムが“珍ヒット”も絡めて試合をひっくり返した。
8回は宮西、9回は秋吉とつないで勝利。逆転で接戦をものにした。楽天は則本昂が7回につかまり、6回1/3を4失点で2敗目(2勝)を喫した。