侍J小久保監督が「打者・大谷」大絶賛「打線に入るとオーダーの景色が違う」
小久保監督、野手出場の大谷に「走ってもいいなと再確認した」
侍ジャパンの小久保裕紀監督が改めて大谷翔平(日本ハム)の能力に驚きの声を漏らした。
二刀流右腕は今月の強化試合4試合で代打、指名打者での起用に限定されており、11日の第2戦では「3番・DH」でスタメン出場。前日の第1戦では代打で三振に倒れたが、この日は4打数2安打2四球1盗塁と活躍した。初回に先制点につながる二塁打を放つと、3回の四球による出塁でもチーム3点目のホームを踏み、5回は快足を飛ばして内野安打&盗塁をマークした。
第1戦で拙攻が目立ったチームは3-7の敗戦から見事立て直して、11-4で勝利。9番で起用された秋山が3安打4打点と活躍するなどオーダー変更も奏功し、打線は13安打をマークした。その起爆剤となった一人が大谷だった。
試合後、小久保監督も打線を牽引した22歳を称賛。「打ってよし、守ってよしの大谷が走ってもいいなと再確認しました。これまではずっと投手での起用で、初めて野手で起用してるのですが、打線の中に入るとオーダーの景色が違うなと感じました」と話した。