西武中村、またも満塁男ぶり炸裂! 4回3点二塁打「走者の皆さんありがとう!」
前日にグランドスラム ここまで3戦10打点でリーグトップ111打点
■オリックス – 西武(5日・ほっと神戸)
西武の中村剛也内野手が5日のオリックス戦(ほっと神戸)で4回2死満塁から右中間へ走者一掃の3点二塁打を放った。
前日4日の試合でも8回に迎えた満塁のチャンスでバックスクリーンにグランドスラムを放っていた中村。この日は同点で迎えた4回、2死二塁から4者連続四球と相手投手陣が大乱調。2つの押し出し四球で勝ち越しに成功すると、2死満塁で中村が打席に入った。試合前の時点で中村の満塁での打率は30打数15安打3本塁打と驚異の5割。無類の勝負強さを誇る中村は、この打席でも吉田一の直球を捉えると、これが右中間を真っ二つに割る走者一掃の適時二塁打となった。この適時打で中村の打点は「111」となり、108打点で並んでいた山川を抜いて打点ランキング1位に躍り出た。
中村は「ランナーを返せてよかったです。ランナーの皆さんありがとう!友哉(森)、ナイスラン!」と一塁から激走しホームを踏んだ森を始め、好走塁を見せた走者たちに感謝していた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)