前田健太が代役守護神に? 通算296セーブ男の不振でMLB公式指摘「選択肢である」

ドジャース・前田健太【写真:AP】
ドジャース・前田健太【写真:AP】

守護神ジャンセンが最近7試合で防御率5.14「明らかな代わりはいない。マエダも選択肢である」

 ドジャースの前田健太投手が代役守護神に? 2日(日本時間3日)の本拠地ロッキーズ戦で先発から救援に配置転換となったばかりの右腕だが、MLB公式サイトは不安定な守護神ケンリー・ジャンセンに代わって前田が守護神となる可能性を指摘している。

 MLB公式サイトは「終盤のナ・リーグ西地区における大きな5つの疑問」とのタイトルで特集記事を掲載。悲願のワールドシリーズ制覇の機運が高まるドジャースは「どのリリーフが終盤に奮起するか?」と救援陣の整備を課題を挙げている。

 守護神ジャンセンは最近7試合で防御率5.14。通算296セーブと12年から絶対的な守護神として君臨しているが、ここに来て不安定な投球となっている。記事ではジャンセンに代わる抑え投手の候補投手をピックアップ。その中で前田の名前を挙げている。

「ジャンセンが不安定であり、ドジャースのロースターには明らかな代わりはいない。ドジャースには選択肢がある。まず、(中継ぎの)ジョー・ケリーとペドロ・バエスがいるが、2人とも試合の最後に投げた経験はあまりない。(メジャー昇格したばかりの)ダスティン・メイとトニー・ゴンソリンも短期的にはこの役割を担えるかもしれない。ケンタ・マエダも選択肢である」

 17、18年のポストシーズンでは救援投手としてブルペン陣を支えた前田。記事では「最高のシナリオはジャンセンがレギュラーシーズン最後の数週間に調子を取り戻し、その状態で10月に入ることである」としているが、前田が大役を務めるところも見てみたいものだ。

(Full-Count編集部)

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