世界一カブスからFAのファウラー、同地区の宿敵カージナルスと契約合意

カブスとの契約延長オプションを破棄してFAに

 カブスからフリーエージェント(FA)となっていたデクスター・ファウラー外野手が、同じナ・リーグ中地区のカージナルスと契約合意したと米複数メディアが報じた。身体検査を経て、正式契約に至る見込みだという。

 ファウラーは2015年にFAでカブスに加入。今季は125試合出場で打率.276、13本塁打、48打点、出塁率.393の成績で、108年ぶりの世界一に貢献した。来季の契約延長は相互オプションとなっていたが、ファウラーが拒否。その後、カブスからのクオリファイング・オファー(QO)も受けたが、これも拒否してFAとなっていた。

 カージナルスは今季、カブスに17.5ゲーム差をつけられ、地区2位に沈んで6年ぶりにプレーオフ進出を逃したが、リーグ優勝19回、世界一11回を誇る名門。ファウラーを加え、来季は宿敵カブスの連続世界一を阻止できるだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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